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【買付手数料が無料に!】SBI証券での海外ETF買い方&ポイントを解説

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2020年5月15日よりSBI証券では米国ETF9銘柄の買付手数料が無料となりました。

前々から海外への投資に興味を持っていたのでこれを機にバンガード・S&P500 ETF(VOO)を購入しました。

 

海外への投資ってなんだか難しそうで今まで手を出さなかったんですよね。

「海外への投資って難しそう」

「そもそもどうするのか?通貨は?手数料が高いんじゃないか?」

などの不安が・・・

しかし実際にやってみるととても簡単でした!

本記事では海外ETFの買い方や押さえておきたいポイントをまとめました。

これから挑戦してみたいという方は参考にしてください。

SBI証券について

SBI証券は口座開設数、NISA口座数、個人取引高がネット証券においてナンバーワンの証券会社です。

また、「2020年 オリコン日本顧客満足度ランキング ネット証券」では1位に輝いています(13度目の1位)。

以上のとおり実績のある証券会社です。

これから証券口座を作ろうと思っている方はSBI証券を利用するのが良いでしょう。

特定の米国ETFの買付手数料が無料なのもおすすめできるポイントです。

米国ETF9銘柄の買付手数料が無料!

2020年5月15日よりSBI証券では以下の米国ETFの買付手数料が無料化されています。

内容対象銘柄の買付手数料を無料化
対象となるお客さまインターネットコースのお客さま

※当サービスの利用にあたって、特別なお手続きは必要ありません。

※お電話による注文は対象外となります。

対象商品
  • バンガード トータル ワールド ストックETF(VT)
  • バンガード S&P 500 ETF(VOO)
  • バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)
  • iシェアーズ S&P 500 ETF(IVV)
  • SPDR S&P 500 ETF トラスト(SPY)
  • ウィズダムツリー インド株収益ファンド(EPI)
  • ウィズダムツリー米国株高配当ファンド(DHS)
  • ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド(DLN)
  • ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長(DGRW)

※対象の9銘柄は2020/5/7時点の情報となります。今後変更となる可能性がありますので、その際は当社WEBサイトにてご案内いたします。

サービス開始時期2020/5/15 現地約定分より適用

SBI証券より引用

S&P500への興味がきっかけで海外ETFに挑戦しようと思っていたので買付手数料無料の対象となっていたのはラッキーでした。

海外株・ETFの決済方法は2種類

まずはじめに海外株やETFを購入するための決済方法について解説するので必ず覚えておきましょう。

決済方法には円貨決済・外貨決済の2種類があります。

読んで字のごとく、日本円で決済するか外貨で決済するかを選べます。

それぞれの特徴をまとめてみます。

円貨決済

売買や配当の受け取りを日本円で行う方法です。

本来は海外の株式市場で取引を行うためには外貨取引にて現地通貨を用意する必要があります。

円貨決済では約定と同時に外貨取引が行われるので事前の為替取引は不要。

外貨への両替の手間を省いて取引を行うことができるのが円貨決済のメリットとなります。

 

対してデメリットはスプレッドの広さです。

各通貨のスプレッドは以下の通り。

通貨

約定タイミング

為替スプレッド

米ドル(USD)

毎営業日1日2回(10:00、14:30)

0.25円

香港ドル(HKD)

毎営業日1日1回(10:00)

0.15円

韓国ウォン(KRW)

毎営業日1日1回(10:30)

0.20円

ユーロ(EUR)

毎営業日1日2回(10:00、15:00)

0.80円

オーストラリアドル(AUD)

毎営業日1日2回(10:00、15:00)

1.00円

ニュージーランドドル(NZD)

毎営業日1日2回(10:00、15:00)

1.00円

カナダドル(CAD)

毎営業日1日2回(10:00、15:00)

0.80円

南アフリカランド(ZAR)

毎営業日1日2回(10:00、14:30)

0.30円

メキシコペソ(MXN)

毎営業日1日2回(10:00、14:30)

0.30円

トルコリラ(TRY)

毎営業日1日2回(10:00、14:30)

1.50円

ロシアルーブル(RUB)

毎営業日1日2回(10:30、15:00)

0.08円

ベトナムドン(VND)

毎営業日1日1回(11:00)

2.00円

インドネシアルピア(IDR)

毎営業日1日1回(11:00)

0.03円

シンガポールドル(SGD)

毎営業日1日1回(9:30)

0.83円

タイバーツ(THB)

毎営業日1日1回(11:30)

0.08円

マレーシアリンギット(MYR)

毎営業日1日1回(10:00)

0.43円

中国人民元(CNH)

毎営業日1日2回(10:00、15:00)

0.20円

SBI証券より引用

ドル円のスプレッドは0.25円。

後述する住信SBIネット銀行ではドル円スプレッドが0.04円なので6倍以上も差がありますね。

さらに売却代金や配当金は毎回このスプレッドで受け取ることになるので、頻繁な取引や長期投資ではスプレッドによるコストがかさみます。

外貨決済

日本円の買付余力から決済を行う円貨決済に対し、外貨の買付余力から決済を行うのが外貨決済です。

円貨決済と違い両替コストが発生するのは現地通貨に替えた時と日本円に戻したときだけ。

売却代金や配当金は現地通貨で受け取ることになるので、これらで再投資を行うのであれば外貨決済での取引がお得となります。

いったん日本円に交換

外貨のまま保有

SBI証券より引用

為替取引は住信SBIネット銀行から行うとお得

SBI証券では「外貨即時入金」というサービスを利用し外貨を用意することが可能です。

これは住信SBIネット銀行で保有している現地通貨をSBI証券へ入金するというもの。

詳細は以下です。

ご利用可能金融機関

住信SBIネット銀行

振込手数料

無料(当社負担)

買付余力への反映

即時

利用可能時間

24時間(毎営業日19:00~19:30のメンテナンス時間を除く)

ご利用可能なお客さま

住信SBIネット銀行の外貨口座及び当社外貨建口座を保有されているお客さま

ご利用可能通貨

米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、カナダドル、南アフリカランド、香港ドル

入金最小単位

10通貨単位以上1/100通貨単位(例:10米ドル以上1セント単位)

1回あたり入金最大単位

100万通貨単位:米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、カナダドル
1,000万通貨単位:南アフリカランド、香港ドル

入金方法

当社WEBサイト「入出金・振替」>「外貨入金」画面よりお手続きいただけます。

入金の確認方法

ログイン後の「口座管理」>「口座(外貨建)」>「買付余力」画面に、ご入金いただいた金額が買付余力として表示されます。買付余力は、お客さまが当日買付可能な上限金額ですので「買付余力」画面に反映後、お取引が可能になります。

入出金明細への反映

入金処理の状態が完了しますと反映します。

  • ※計上日は、通常、営業日 15:00までの入金指示分が同営業日付け、営業日 15:00以降の入金指示分が翌営業日付けとなります。

SBI証券より引用

住信SBIネット銀行では外貨取引のスプレッドが狭いのでコストを抑えることができます。

ドル円のスプレッドを比べるとSBI証券では0.25円(25銭)、住信SBIネット銀行では0.04円(4銭)なので差は歴然ですね。

住信SBIネット銀行で外貨を用意し、外貨即時入金にてSBI証券へ振り込むのが1番両替コストを抑えることができます。

スプレッド比較
通貨SBI証券住信SBIネット銀行
米ドル(USD)0.25円0.04円
ユーロ(EUR)0.8円0.13円
豪ドル(AUD)1円0.25円
NZドル(NZD)1円0.25円
カナダドル(CAD)0.8円0.25円
南アランド(ZAR)0.3円0.14円
香港ドル(HKD)0.15円0.05円

海外ETFの買い方

SBI証券トップページ右部「外国株式」より「取引」を選びます。

外国株式口座の開設が済んでいない場合

総合口座開設時に同時申込をしなかった場合は「取引」の部分が「開設」というボタンになっています。

まずは開設の申し込みを行いましょう。

なお、申し込みといっても規約類への同意程度なのでかかる時間は1分ほどです。

すぐに取引可能となります。

銘柄 or ティッカーを検索

上部「取引」タブから操作を行います。

通常の取引の他に「定期買付」という方法もあります。

定期買付とは毎月決まった日や曜日に金額・株数(口数)を指定して買付を行う方法です。

毎月定期的に積み立てたいという方は定期買付を利用するのが良いでしょう。

 

取引時に入力する項目は以下の通り。

  • 取引(買付・売却)
  • 株数
  • 価格(指値・成行・逆指値)
  • 期間
  • 預り区分(一般預り・特定預り・NISA預り)
  • 決済方法

買い方なのですが、確実に買いたいという場合は価格を「成行」に設定しましょう。

指値だと買付価格を指定して注文できるのですが、その価格に達しないと買うことができません。

初心者のうちは成行での売買をおすすめします。

外貨決済のやり方

外貨決済を行うには事前に現地通貨を調達する必要があります。

先ほどの取引画面の右部にある「為替取引」という欄より外貨の買付が可能です。

取引したい通貨を選ぶとこのような画面になります。

総合口座の買付余力の金額内で買付を行うことができます。

住信SBIネット銀行から外貨を入金する方法

まずは住信SBIネット銀行にて外貨の買付を行います。

①トップページの「外貨普通預金」を選択。

②移動先のページで買付します。

アプリ版ではレイアウトなどが少し違いますがやり方は同じです。

SBI証券へ入金

住信SBIネット銀行で外貨を用意出来たらSBI証券にて入金の手続きを行います。

トップページ>①「入出金・振替」>②「外貨入金」より入金が可能です。

これで住信SBIネット銀行内の外貨預金をSBI証券へ移すことができます。

前述した通りSBI証券で為替取引を行うよりもお得に外貨を調達することができました。

まとめ

海外ETF購入時のポイント
  • 中長期での投資は外貨決済がお得。
  • 為替取引は住信SBIネット銀行で行うと両替コストを約1/6に抑えることができる。
  • 買付手数料無料の銘柄を有効活用しよう。

海外投資への敷居を高くしている原因の多くは現地通貨の調達でしょう。

住信SBIネット銀行の口座を持っていたので簡単かつローコストでした。

定期的に長期で購入したい方は投資用に住信SBIネット銀行の口座を開設し外貨決済を利用することをおすすめします。

細かい金額ですが長期での運用だと手数料の差は馬鹿にならないですからね。

 

もちろん住信SBIネット銀行の口座を持っていなくてもOKです。

手数料が高くつきますが短期運用で手間を嫌う方は円貨決済でもいいですね。

自身のスタイルにあった方法を選びましょう。

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