慣れない帳簿記入であたふたしないよう、アフィリエイト収入が発生した時の帳簿の付け方をまとめます。
僕が使っている会計ソフトはおなじみのやよいの青色申告オンラインです。
なお、無料で使えるやよいの白色申告オンラインでも操作手順は同じとなります。
僕は副業ブロガーであり事業用の銀行口座やカードは作ってはいません。
なので、銀行口座もカードもプライベート用を使っているという前提となります。
ASPからの収入
- 報酬が確定した時
- 銀行口座へ振込があったとき
報酬が確定した時
- 取引分類:収入
- 取引日:報酬が確定した日
- 科目:売上
- 取引手段:売掛金
- 取引先:ASPの運営会社
- 金額:報酬確定額
成果が確定しても実際にお金を受け取っているわけではないので、この売上は売掛金となります。
知る限りすべてのASPは月末で締めて後日まとめて払うという方法なので、確定したときと実際に支払われた時の2回分の記帳が必要になるのでお忘れないように。
取引先は振込時の銀行名義(会社名)で登録しています。
今回はA8.netの売上なので運営会社であるファンコミュニケーションズと入力しています。
銀行口座へ振込があったとき
- 取引分類:振替
- 取引日:振込があった日
- 振替元:売掛金(ASPの運営会社)
- 振替先:普通預金(個人用)
- 金額:手数料が引かれる前の金額(手数料負担がある場合は自己負担を押下)
- 振込手数料:振込手数料
振替元は「売上債権>売掛金>報酬確定時に記帳した取引先」という風にプルダウンに反映されています。
振込手数料が引かれる前の金額と、振込手数料はASPにて確認できます。
Googleアドセンスからの収入
- 月末
- 銀行口座へ振込があったとき
月末
- 取引分類:収入
- 取引日:月末
- 科目:売上
- 取引手段:売掛金
- 取引先:Google
- 金額:収益-無効なトラフィック
Googleアドセンスも月末締めで翌月21日~26日に支払われるため売掛金となります。
「①メニュー画面のお支払い⇒②ご利用履歴を表示する」にて月単位の収益がわかるので、月末にその月の売上を入力しています。
「無効なトラフィック」が発生している場合は必ず収益から差し引いて計上しましょう。
銀行口座へ振込があったとき
- 取引分類:振替
- 取引日:振込があった日
- 振替元:売掛金(Google)
- 振替先:普通預金(個人用)
- 金額:実査に振り込まれた金額
Googleアドセンスの振込はGoogle側が手数料を負担してくれているので手数料の入力は不要です。
Amazonアソシエイト・楽天からの収入
- 月末
- 銀行口座への入金 or ギフトコードを受け取ったとき
月末
- 取引分類:収入
- 取引日:月末
- 科目:売上
- 取引手段:売掛金
- 取引先:Amazon・楽天
- 金額:当月の紹介料
ギフトコードを受け取ったとき
銀行口座への入金の場合はASPやGoogleと同じです。
以下はAmazonアソシエイトの報酬をアマギフで受け取ったケースの記帳方法となります。
- 取引分類:振替
- 取引日:振込があった日
- 振替元:売掛金(Amazon)
- 振替先:商品券
- 金額:ギフトコードで受け取った金額
現金での振り込みでないので振替先が商品券となるのですがプルダウンの中に商品券という項目はありません。
なので自分で追加する必要があります。
「①設定メニュー⇒②科目の設定⇒③流動資産⇒④現金・預金⇒⑤科目を追加」で追加できます。
まとめ
ブログアフィリエイターがよく使う項目としては以上かと思います。
また何か出てくれば追記します。
確定申告はもともと白色申告を行っており、複式簿記が必要な青色申告への切り替えに抵抗がありました。
しかし取引内容を入力するだけで自動で複式簿記が出来上がるので手間は全然かわりませんでした。
青色申告なら受けられる控除額が65万円(e-TAXを使わない場合は55万円)と大きいです。
青色申告を行うのに必要なものは開業届と青色申告承認申請書の提出くらいなので、控除による金銭メリットを享受したい方は検討してください。
簿記は会計ソフトで簡単ですので。
やよいの青色申告オンラインは初年度無料で使えるのでお試しで使ってみても良いですね。
事業化していない方は無料のやよいの白色申告オンラインがおすすめです。