2024年2月、Bitgetのコピートレード機能に大幅なアップデートが入りました。
今回のアップデートと実装となったのがスマートコピーモード。
従来のコピートレードをより簡単に、そして今までとは違うトレードが実現可能となりました。
本記事では新しく実装されたスマートコピーモードの特徴やメリット・デメリットを解説していきます。
スマートコピーモードとは
スマートコピーモードが従来のコピートレードと大きく違うのはコピー元のトレーダーと同じ資金配分でトレードができるということです。
例えば1,000USDTを運用しているトレーダーが100USDTを使ってポジションを取るとします。
割合にして運用資金の10%を使いポジションを取ったことになりますね。
この場合、ユーザーも同様に運用資金の10%を使用しコピートレードを行います。
今までのコピートレードでは証拠金として使う資金は固定(固定額)、もしくはトレーダーが実際に使った額に対する割合(固定割合)かのどちらかでした。
スマートコピーモードを用いることで難しい設定をせずにトレーダーのリスク管理を再現できるのが大きな強みです。
スマートコピーモードの設定方法
運用したい額を投資額欄へ入力するだけ。
いたってシンプルですね。
最低50USDTあればコピートレードを行うことができます。
従来のコピートレードと比べたスマートコピーのデメリット
金額の設定だけで簡単にコピートレードを行うことができるスマートコピーモードですが、従来の方法と比べた場合デメリットもあります。
実際にどちらも使ってみた感想として挙げたいデメリットがこちら。
短期間で大きく利益を出すのが難しい
これに尽きます。
従来のコピートレードでは1,000USDTからスタートし1か月弱で+8,362USDTという好成績を収めることができました。

これは資金に対してポジション量が多い状態で上手いこと連勝を重ねた結果です。
コピー元のトレーダーも資金の大半を使うようなトレードはしていないでしょうからスマートコピーモードではこうはならなかったでしょう。
少ない資金を短期間で大きく増やしたいという考えの方には向いていませんね。
実際にスマートコピーをやってみた


スマートコピーはトレーダーと同じ資金配分でトレードができる。
つまり少ない資金でもトレーダーの意図通りのトレードとなる。
今までできなかった少額資金での運用が強みだと感じたので、今回は300USDT(約45,000円)という少ない資金で実践してみました。
1か月間運用してみた結果をまとめたのでこちらもどうぞ。



まとめ
- コピー元のトレーダーと同じ資金配分でトレードができる今までにない設定
- 運用額以外の設定は不要
- トレーダーのリスク管理を再現できる
- 最低50USDTから実践可能
- 短期間で大きく利益を出すのが難しいというデメリットがある
今回のアップデートで今までにない機能が実装され選択肢が広がったのはユーザーとしてとても喜ばしいです。
運用額だけ指定するスマートコピーモードのおかげで誰でも簡単にコピートレードをはじめられそうです。
今まで資金が少なく設定に頭を悩ませていた方にとってもありがたい機能かと思います。


