TwitterでBitgetのコピートレードについて語っていたところこんなDMが届きました。
「コピートレードの税金ってどうしてますか?」
仮想通貨投資を始めて丸7年も経ちすっかり忘れていたけれど、確かに始めたばかりは税金ってやっかいで悩みの種でした。
ということでこの記事ではBitgetでコピートレードをしている方へ向けて税金・確定申告について解説していきます。
あくまで個人的に税金対策をどうしているかを共有していく形となるので参考程度にどうぞ。
確定申告が必要になるのはどういう人か


これは一般的なサラリーマンの雑所得として想定した場合です。
被扶養者は48万円だったりしますが扶養のことはよくわからないので被扶養者がいたら自身で調べてください。
また、事業者であればそもそも事業所得だったりとありますがそんな人はこの記事読んでいないだろうと思うので説明しません。
普通に仕事する傍らでコピートレードをやっている方は年間20万円だと覚えておきましょう。
ではどうやって年間の収益を計算するか。
それは次の項でご紹介します。
収益計算方法その① 年末円転の応用
「入金額と出金額の差=その年の収益」とするいわゆる年末円転。
Bitgetをコピートレード専用の取引所として利用するならこの方法でも収益を出すことができますね。
考えられる方法としては
国内取引所へ日本円を入金→仮想通貨に換えてBitgetへ送金→年末に国内取引へ送金→出金。
というパターン。
これならBitgetへの入出金専用の国内取引所を用意する必要がありますが、日本円ベースで収益を把握することができるので一番間違いがないでしょう。
ほかにはUSDTベースで収益を計算する方法。
USDTと日本円のペアはないのでUSDT=米ドルレートとしドル円レートを参照します。
月ごとに管理する場合だと「USDT入金額×入金月の終値と保有USDT×年末の終値の差」で収益を出すことができそうです。
※株では収益計算時に終値を用いるので、この方法でも終値としています
ややこしい書き方をしましたが要は終値を用いて収益を円に換算して収益を出すということです。
完璧な方法ではありませんが大きく収益がずれるということは無いかと思います。
この方法を行う場合は取引履歴は不要ですが、念のため取引履歴はきっちりダウンロードし保存しておきましょう。
収益計算方法その② 自動計算サービスを利用する

これが一番楽かと思います。
手順は以下。
取引履歴のcsvをアップロードするだけ。以上!
僕が使っているのはBitgetに対応しているCRYPTACT(クリプタクト)というサービスです。
とりあえずここ使っておけば間違いないかと。
ご丁寧にサイト内で各取引所の取引履歴の取得方法を解説してくれています。
Bitgetの取引履歴取得方法はこちら。
デメリットは有料であること
クリプタクトは非常に便利なツールなのですが残念ながら有料です。
クリプタクトではいくつかプランがあり、プランごとに年間取引件数の上限が決まっています。
無料プランもあるのですが年間取引量50件までなのでコピートレードやってると厳しいですよね。
プランの比較は下図をご覧ください。
コピートレードをやっているとライト(年19,800円)かスタンダード(年33,000円)になってくると思います。
そんなにお金かけたくないよ!という方は前述した年末円転をやってみてください。
クリプタクトが気になるという方には詳しく紹介している記事もあるのでそちらをどうぞ。

まとめ
自動で間違いのない計算を行いたい場合はCRYPTACT(クリプタクト)を利用することをおすすめします。
費用をかけたくない場合は年末円転しましょう。
ただし前述したとおり大きくずれることはないだろうが完璧な方法ではないのでご注意を。
不安な方は税理士や税務署へ相談することをおすすめします。
一番ダメなのは面倒だからと利益が出ても申告しないこと。
脱税はペナルティが大きいので面倒でも必ず確定申告することをおすすめします。


